籠のトリ





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男「あー、すっきりした。
生だったらもっとよかったのによ・・・




男「いやいや、さすがに孕んだらやばいだろ。」




どれだけ時間がたったのかわからないが、男達の話の内容的にもう終わったらしい。
正直痛みしかなかった。
初めてではなかったけど、それくらい痛かった。


でも涙は出てこなかった。
今も出てきそうにない。




男「無理矢理ヤられといて泣かないってもしかして慣れてる感じー?

まぁでも反応なかったし、それはないか。」



男「そうそう、この事チクったら写真ばらまいちゃうからな?

はははっ!」



男「またよろしくなー?」



笑いながら男達は教室を出て行った。
・・・私は服を整え、しばらくぼーっとしていた。




ぼーっとしていても涙は出てこない。
っていうか・・・




「また・・・あるの・・・・・・?」



男達は"また"と言って去っていった。
どんな写真かわからないけど想像はつく。



「あー・・・ただ普通の生活がしたかっただけなのにな・・・・・・。」





そろそろ皆と合流しないと心配かけてるかもしれないな・・・

私は下腹部に痛みやだるさを感じながらも立ち上がり、教室を出た。




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