あの人には引っかかる点が多すぎる。
なかでも1番気になったのは"色々"だ。
……それはこの学校でのことを指しているのか、わからない。
幸「んな心配すんなよ。
佑真さんはまじで信頼出来る人なんだぜ。
色んなことで助けてもらったし、俺らの見方だ。」
風「それにお前の事は何も言ってないんだからよ。
ただの俺らが気に入ってる転校生ってとこだな。
まぁ学校生活楽しもうぜ!!」
…たしかにそうだ。
私の事は紳隗の人達、それにこの5人にしか知られていない事。
その上私は変装してるしそう簡単にはばれやしないだろう。
「楽しむ!!」
気にする事なんてないよ、きっと……。
それから春波先生に丁寧に自己紹介をしてもらい、「よろしくお願いします」とみんなの前で言ってから指定された後ろの窓際の席へついた。
その近くには幸太郎達もいた。
春「お前ら、森里さんに手をだそうだなんて考えんなよ?
んじゃホームルーム終わり。」
意味深な事を言って春波先生は教室から出ていった。
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