唯にお礼を言おうと思って教科書に手をかけた。でも唯の名前があるはずの所には、牧原君の名前がある。
ふと視線を感じて無意識に顔が動き、その視線は牧原君のだと気づく。
なんでだろ、胸が少し苦しい。
「教科書…。」
「あ、うん。ありがとう。」
胸の苦しみは消え、落ち着きを取り戻した。
教科書を返しながら先生に気づかれないようにお礼を言う。
あと少しで授業終わるからノートだけでもとっとこ。
再び体を前に向けた。
数分が経ってまた悩んでいる。
教科書の問題の答えをノートに書く、ただそれだけの単純な作業だけど今の私には出来ない。
せめてフリはしようとシャーペンに手を伸ばした。
「机、ひっつけなよ。」
そう口にしたのは牧原君。
「え…?」
私が戸惑いながら返事をすると彼は
「だから、机ひっつけて。はい。」
と言い、私と机をひっつけるとその間に教科書を広げて置いた。
それからは何も会話をしないで勉強に取り組んだ。
でも私は集中出来なかった。なぜだか胸がドキドキいってうるさい。
ふと視線を感じて無意識に顔が動き、その視線は牧原君のだと気づく。
なんでだろ、胸が少し苦しい。
「教科書…。」
「あ、うん。ありがとう。」
胸の苦しみは消え、落ち着きを取り戻した。
教科書を返しながら先生に気づかれないようにお礼を言う。
あと少しで授業終わるからノートだけでもとっとこ。
再び体を前に向けた。
数分が経ってまた悩んでいる。
教科書の問題の答えをノートに書く、ただそれだけの単純な作業だけど今の私には出来ない。
せめてフリはしようとシャーペンに手を伸ばした。
「机、ひっつけなよ。」
そう口にしたのは牧原君。
「え…?」
私が戸惑いながら返事をすると彼は
「だから、机ひっつけて。はい。」
と言い、私と机をひっつけるとその間に教科書を広げて置いた。
それからは何も会話をしないで勉強に取り組んだ。
でも私は集中出来なかった。なぜだか胸がドキドキいってうるさい。
