俺の目の前でにやにやしながら

カフェオレのボトルを傾けているのは、

一番仲のいい(?)男友達、

勢多大和(せたやまと)。

こいつは超絶女ったらし。

のくせにむちゃくちゃモテるというなんとも

神様にひいきされた男だ。

「ホントだよ。たまたま電車で顔合わせただけなのにそこまで言うか、普通?」

「うんうん、そうだよね~。でも僕なら許しちゃうな~霧島ちゃん美人だから。」