「俺も。大好きだよ?ってか、体育館大変なことになってそうだなww」
って手首を離されて、
抱き締められる。
『確かに!!』
あっ。
良い匂いがする...
香水?
「??何嗅いでんの?汗くせー?」
ってきいて、
私を離してからシャツを嗅ぐ。
『うんん!!何か香水使ってる?』
「ないよ。」
じゃぁ、
蒼空の匂いかww
と抱きつく私を
「臭くね?マジで。」
『ないよ!!』
何か、
今更だけど...
恥ずかしい!!
顔暑いし。
キンカーンカンコーン
『サボちゃったね?』
「だな!!ってか、教室行きたくねー」
『騒がれそう!!』
有希があんな派手なことするからだよ!!
一時間目の終わりのチャイムが鳴ってるにも関わらず空き教室から出れない私たち。
「いたぞ!!」
「『っあ!!』」
柳瀬クンと猿木クンと、
『有希!!』
「何この甘々の空気!!心配してて損したぁ!!」
「だな。二人ともトロそうだからな!!何?こういう場では手早いのか?蒼空。手早いみたいだな?海渡。」
「エースになる時戸惑って遠慮してたのにな?優。」
何この二人!!
「何であんたが赤くなるの?美桜」
と突っ込みを入れる有希。
何でだろう...

