恋に恋をして、

「まさか!!朝部に間に合わせなきゃだよ!!

ほら出来た!!着替えて着替えて!!」

と私を急がしながら自分でメイクし始める。

「よし、行くよ!!あっ待って!!」

と言いながら私のスカートを一、二回り短くしてから、

「よし完璧!!言ってきまぁす!!」

これ...

短い!!

目が何か重いし!!

ってか何かジロジロ見られてる気がしなくもないんですけど!!

『有希!!これ絶対変でしょう!?』

「美桜。よーく考えて見て。あたしがあんたに悪いようにしたことある?」

うんんと首を横に振る。

「ナイでしょう?安心しなさい!!可愛いよ?」

確かに凄く変な子だけど、

親友だし、

悪くされたことは、

今まで一度ない。

もぅ...

どうにでもなれ!!

きっと大変なことなりは、

しないでしょう!!

と、

学校について上履きを履き替えて体育館に直行中の私達。

『何で体育館!?』

「秘密!!」

ガラッ、ドン

『体育館のドア壊さないで!!』

「大丈夫大丈夫!!

田沢蒼空!!表出なさい!!」

音からして大丈夫じゃないでしょう!!

ってか有希...

『あんた不良かって!!』

「突っ込まないでよ!!あたし、ボケキャラじゃない!!」

と、

何故か私が怒られる始末

「何?俺に何か用?」

嫌ね?

「用なかったら来ないし、呼び出さないでしょう!?」

『同感』