恋に恋をして、

「よし、明日は早いから寝ようね!!」

『あのね有希。

初恋は実らないんだよ?

だからきっと私の片思いなんだよ...』


初めて、

本気で、

好きになった人。

蒼空は、

あの人と一緒に笑って話して、

あの人との未来を見てるんだよ...

きっとね?

そう思うと、

止まりかけた涙は、

またこぼれ落ち...

止まらなくなった。

「もぅ!!何よアイツ。可愛くして絶対見返してやろう!?(美桜元々可愛いけどね?)」

『ありがとう!!』

「良いんだよ!!はい。お休み!!」

はいはいww

良い夢が見れますように...






「美桜?

俺...

俺美桜が好「美桜ぉ-----!!起きて!!」

ビック!!

『有希の馬鹿!!

良いトコだったのに!!』

丁度告られる予定だったのに!!

あぁ〜!!

最悪!!

「ごめんごめんww早くここに座て!!」

『はいはい』

って言って指示された椅子に座った。

って...

『何の冗談?』

ふっと時計に目をやった時に見た

am4:05