恋に恋をして、


うん?

『蒼空!?あれ?蒼空も後半なの?』

「まぁな?祥太が前半走りた言ったからな!!」

ミルクティー紳士クンって祥太なんだ!!ww

『じゃ、一緒だね!!頑張ろうね!!』

と、

世話をしてると、

「女子の先頭来てるよ!!タイム言うから記入していってな!!」

有希絶対まだだからなぁww

「男子先頭も来たぞ!!」

「おっ!!祥太来た!!」

早くない!?

何コイツら!!有り得ない!!

「5分01秒、10秒…」

5分01秒と。

『お疲れ!!ってか、恥だねあんた!!500mも違うのに一緒に帰ってきたよ?ソイツ。』

そう。有希とミルクティー紳士は、同じタイムだった。

「もう!!あたしは、グタグタ!!もう死にそう!!」

アハハと笑ってやると

「じゃ、後半の人たち準備な!!」

あっ。

後一人だ!イヤぁ!!

最後にだけはなりたくないなぁ

「頑張ろうな!!」

『うん!!頑張ろう!!』

と何故かハイタッチしてから反対側に走っていく蒼空。

『あんなに体力使って行って大丈夫なの?』

とか、ブツブツ言いながら女子の位置に着く。

「よーい」パーン!!

と聞いて走り始める。

嫌ぁ。

皆遅いな!!おい。

『あっ。』

柳瀬クンに抜かれた...

猿木クンにも...