コートのフードを目深に被りトイレを出て
椅子に座り鞄から煙草を出し吸った
少し公園で休んでいこうと思った
徐々に時間は過ぎ辺りは真っ暗だ
終電までに帰らないとな
そんな事を思ってた時
ブォンブォンと無数のバイクの音がした
こっちに近付いてくる
私は木の影に隠れ様子を伺った
バイクは公園に入ってきた
数台というバイクの数ではない
何十台という数のバイクが入ってきた
しかも乗ってるのは全て男だった
目を凝らして見ると暴走族が着る特攻着を着ていた
暴走族か?
真ん中に人が半分に別れているからチームの対立だろう
うおぉおおお!!!
と叫びながら2つの別れ目は無くなり一つの塊になった
殴る蹴る音や唸り声などが聞こえてくる
私は木を背にして煙草を吸いながらそれらを聞いていた
徐々にその音が聞こえてこなくなり、今では皆無だ
私は煙草を消し二本目に火を付けた
「ふぅー‥」
漆黒の空に白い煙が舞った

