あたしは笑みを張り付け呉梨に訊いた
「いーや、ただ‥
あれだけで終わると思うなよ?」
「又、直美を傷付けるんですか?」
「お前だよ山崎鐚己」
宣言布告って奴か
「そうですか」
「本当、お前、何者なんだよ」
「知りたいですか?」
「あぁ」
「普通の女子高校生ですよ」
「からかってんのか?」
「どうですかね?」
「今、お前を殴っても良いけど?」
呉梨は眉を寄せて怒っているらしい
「女の子に手を出すんですか?やっぱり最低な男ですね」
あたしは笑った
「てめぇ‥」
呉梨はあたしの胸ぐらを掴みドアに押しつけた
「後、3日‥」
「あ?」
「離してくれません?呉梨先輩」
あたしは胸ぐらを掴んでいる手を持った
呉梨はゆっくりと離した
「ありがとうございます」
あたしは胸元を治し鞄を背負い直し教室を出た

