「解らぬと思ったのか
それとまだ居るのじゃろ?
それで私に勝てるとでも思ったのか」
私は男の脇腹を刺した
「ぐわぁああ!!」
男は蹲った
「ヒロキッ!」
篠原は男に駆け寄った
「その男が刺されたのは主のせいじゃな」
私は再びソファーに座った
影から出てきた数人の男がヒロキという男を外に連れ出した
篠原は私を睨みながらソファーに座った
「何が目的だ?」
「主、朔良井浬衣と朔良井裕士を知っておるか?」
「あぁ
元大女優と俳優だ
それがどうした?」
「会った事はあったか?」
「‥あるな
子供の頃、迷子になった俺を家まで送り届けてくれたな
確か‥」
篠原は思い出したように言った
やっぱり‥
工藤の野郎

