「朔良井浬衣子(リイコ)と朔良井裕士(ユウシ)の娘‥だったのか」
私は拳銃を下ろした
その名前を聞いて私は少し鼓動が早くなった
しかしすぐに治まった
「何故、両親の娘だと知っているのじゃ」
「一度だけ会っていてな
その時に話てくれたんだ」
「両親とどういう関係じゃ」
「たまたま道を聞かれただけなんだが
楽しい人達で話込んでしまってな
そしたら娘の事を聞いたんだ
凄く自慢そうに話していたよ
自慢の娘だとも言っていた
凄く愛されているんだと思った
だが、あの事件を聞いて胸が締め付けられた」
北川は悲しそうな顔をした
あの人達が私を自慢する訳が無い
「…」

