「今からどうすんだ?」
「ボスの所に行く」
「そうか
てかその腕でバイク運転できんのかよ」
冷は自分のバイクの鍵を出しながら訊いてきた
「主よりは運転技術があるから大丈夫じゃ」
「相変わらずムカつく奴だな
もっと素直になれねぇのかよ女だろ」
私は鍵をバイクに差しエンジンを掛け跨った
「本当、主は糞じゃの
殺し屋が素直でどうするのじゃ
嘘を付いてこその集団じゃろが」
私はヘルメットを被った
「…」
何故か冷は黙った
「冷」
「あ?」
「今日から又敵じゃな
強くなったら何時でも来い
何時でも相手してやる
まあ主が負けるがの」
私は笑った
「本当、最後まで嫌味な奴だなお前は
でも今度こそお前を殺してやるよ」
冷は口角を上げた
「楽しみにして居る」
私はバイクを発進させた

