「…」
呆れて何も言えない
私に笑みは消えていた
「どうですか?
余裕の笑みが消えたようですが」
「おい如月、本当なのか?」
北川が言った
「北川先生は生徒を信じないのですか?」
「え?」
私はソファーから腰を上げた
刑事達を見下ろした
「凄く下らない」
「「ぇ?」」
刑事達は驚いた顔で私を凝視した
その時、ポケットから携帯が鳴った
画面を見たら[クドー]となっていた
「そんな風だから無能な警察と言われるんですよ
私はこれで失礼します」
私は軽く頭を下げ職員室から出た
通話ボタンを押した
「遅い」
「色々あってな」
ガラッ
「如月!」
私は携帯を耳に当てたまま声がした方を向いた
そこにいたのは北川だった

