「面倒臭い
口で言えよ」
「何だよ
まだ学校だろ?」
「そうだが今から帰る所だ」
「なら来れるじゃねぇか」
「面倒臭いと言っているだろ」
私は鍵を回しエンジンを掛けた
「見ないで帰るのか?」
「勿論だ」
「ふーん
なら良いや」
私は冷の言葉を無視して電話を切って携帯をしまった
<何が言いたかったんだろうな?>
「私が知る訳が無い」
ヘルメットを被りバイクを発進させた
学校を出てマンションへ向かった
<行けば良かったじゃないか>
「面倒臭い」
<冷が面白いもんって言うんだからよっぽどなんだろうな>
「…」
私は工藤の言葉を流しマンションにバイクを停め部屋に向かった

