「フッ
もう、そんな顔、見飽きた」
「…」
「椎名倉之助、何か言いたい事はあるか?」
「‥ま、まさ、や、だよね…?」
「児嶋雅也は元からこの世に存在しない者」
「‥う、うそ…じゃ、じゃあ今までのは?!」
「存在もしない児嶋雅也に変装しただけだ」
「き、きみは…だれ?」
私はフードを取り変装を解いた
本当の赤毛が姿を現した
私が「赤」という証
「?!」
「私は殺し屋、「赤」」
「ころ、しや…」
もう椎名は意識が半分、無い
「椎名倉之助
死にさらせ」
私は引きがねを引いた
ピュンッ
そんな音を出して
額から血が飛び出し椎名は地面に倒れた

