「南香奈と仲良いのか?」
「その逆だ」
「悪いのか?」
「私に妬みを持っているらしい」
「確かにな
アイツお前が来る前まで学校一の美人だったからな」
「…」
「それにしてもアイツが赤に染めるとはな
似合って無かった」
篠原は笑った
「失礼だよ慶君」
君付けか
まさに純粋だな
それにしても篠原の名前が慶というのが似合わない
南の髪の次に似合わない
「良いんだよ」
チャイムが鳴り梅村は教室を出ていった
「またね慶君、士結ちゃん」
自分の教室に戻ったのだろう
北川が入ってきてホームルームが始まった
今日は私の名前を呼ぶ事は無く髪の事を言う事も無かった
今日は何も無く1日が終わると思っていた
だが帰りのショートルームの時に北川が
この後、教室に残れ
と言われた
「解りました」

