それから時間が経ち放課後になった
ぞろぞろと教室から出ていく生徒達
北川は最後の施錠があるため残っている
「如月ー
帰らないのかー?」
私は頷いた
「なら施錠頼んで良いか?
鍵を職員室まで返しに来いよ」
「なら出る」
私はリュックを背負い教室から出た
廊下にはまだ生徒がちらほら居た
「お前、時々、敬語からタメ口に変わるよな」
北川は施錠しなが言った
話し掛けてきたので帰ろうとしていた歩みを止め北川の方を向いた
「無意識です」
「本当、掴めない性格だな」
「…」
「せんせーい!」
突然、聞こえた声
横を向くと女子生徒が走ってきた
その女は北川の前まで来た
「どうした?」
北川は言った
「先生の姿が見えたから」
コイツ北川の事が好きだな
「先生、この人、誰?」
「転校してきた如月だ」

