「後、遅刻しようが問題を起こそうが誰とつるもうがお前の判断で決めろ

俺はあくまで殺す奴を決める為だけにつけるだけだからな」


「解った」


「じゃあ明後日から頼むな」


「人柄もか?」


「あぁ
お前が決めろ」


私は頷いた






「後、頼まれたバイク駐車場に置いてある

赤にしといた」


そう工藤は言いバイクの鍵らしき物を投げた


「バイクの鍵か?」


「あぁ」


「有難う」


「あぁ」


「又、明後日」


「おぉ、じゃあな」


私は部屋を出てエレベーターに乗り地下の駐車場置き場に向かった

赤のバイクが置いてあった


私はそれに跨り鍵を挿しエンジンを掛けた


何かが唸るような音が駐車場に響いた


黒のヘルメットを被りバイクをマンションに向けて発進させた