「さて俺の本当の名前を言うか
‥俺の名前は工藤由己(クドウ ユキ)‥」
「ゆき?」
「あぁ‥」
「女みたいだな」
私は笑った
「笑うな!
だから言うのが嫌だったんだ!」
「すまん、すまん
でもゆきって似合わぬな」
私は又笑った
「…ケッ
笑え笑え」
「まあ
そう拗ねるで無い」
「ふん」
こんな子供っぽい工藤は初めてだ
「じゃあこれから由己って呼ばせて貰うよ」
「あ?」
工藤は睨んだ
でも怖くない
「その内慣れる
私、由己っていう名前気に入った」
「…じゃあ
俺も浬士って呼ぶからな」
「どうぞ」
「クッ」
工藤は苦い顔をした
私は工藤を見て微笑んだ
「まあこの話は終わりにしよう」
私は頷いた
「まず仕事、ご苦労さん」
「有難う」
「今回の代金は500万だ」
工藤は机にケースを置いた
「有難う」
「そして次の仕事だが1つの学校に入って貰う」
「全然話せ」

