「若」
いきなり喜久田が口を開いた
「何だ?」
「後ろの車、付けてるような気がするんですが」
喜久田にそう言われた山本は後ろを向いた
俺もミラーで後ろの車を確認した
黒の車だ
乗ってる奴の顔は確認出来ないが人数は2人だ
「確かに曲がっても付いてくるな
此処等辺は山本組の地域だしな」
そしたら急に後ろの車が横に付けてきた
窓が開き拳銃を持った男が顔を出してきた
顔には笑みを浮かべている
俺も窓を開けた
「お前等何だ!」
喜久田が言った
「俺達は高島組
その車に乗ってる山本組の若頭の命を貰おうと思ってよ!」
「高島組?」
山本が呟いた
「高島組は最近出来たんだ
覚えておけ!」
男が叫んだ
成る程だから聞いた事が無かったのか
でもこの状況は面白い
「若!どうしますか?!」
「南川!」
「何だ」
「お前に任せる」

