「一瞬たりとも気を抜くで無い」
私は冷の上から退いた
「呉梨、この携帯、私が預かっておく
お前の兄に連絡されては厄介だからな」
「ッな、何で兄貴の事、知ってんだよ…」
「前に会った
ターゲットの男でな」
「じゃ、じゃあ、兄貴をボコボコにしたのもお前か?!」
「当たり
殺しては無いからな」
「でも!
兄貴は誰にやられたか覚えてねぇってッ!」
「当たり前だ
私の記憶を消したのだから」
「記憶を消すッ?!」
「…」
「そ、そんな事ッ」
「有り得ない
そう言いたいのだろ?
それが消せるクドーによって」
「クドー?」
「私のボスだ」
「赤‥ッ
話してて良いのか?」
冷が立ち上がった

