それから陽が沈むまで倉庫で過ごした 帰りは石神に送って貰った 「送ってくれてありがとう さようなら」 「なぁ」 「何」 石神は私の髪を触った 「この髪は地毛なのか?」 「染めたのよ」 本当は地毛だけどな 何故か私は生まれた時に皆と同じ黒じゃなく赤だったのだ だから両親に気持ち悪がれた記憶がある 「元彼に言われたからか?」 「違うわよ 自分の意志でよ 私、赤が好きだから」 人を殺した時に流れる緋色がね