「うおー! 女の子だ、女の子! しかも美人!」 「もろタイプ!」 「抱いてみてー!」 「ちょっ俺の彼女になんねぇ?!」 アホらしい 「あ、挨拶を‥」 「倉木稀結(クラキ キユ) 宜しく」 又、一瞬、静かになり、 今度はブーイングと歓声の両方、飛んできた 煩い‥ 「く、く、倉木さんの席は‥ま、窓側の一番後ろです‥」 「えぇ」 私は一番、後ろの席に座った 前に6つ空席がある ターゲット達の席か 木村は教室から出ていった 木村が出ていったら3人の男が話し掛けてきた