私は中に入った 「よぉ待ってたぜ まず座れ」 私はクドーの言われた通りに黒い皮のソファーに座った 「今日は女が居ないんだな」 「最近は女の相手はしてなかったな お前の次のターゲットを探していたんだ」 「有難いものだ」 「あぁ、お陰で溜まっててな」 お礼、言うんじゃなかった 「解った、解った そう睨むな」 「…」 「…コホンッ それでターゲットというのは暴走族だ」 暴走族? 「県一の暴走族だ 全国でも良かったんだが‥ 良い獲物では無かったからな」 そう言って資料を机の上に置いた