「またなアキコ」 そうクドーは言って女の唇に自分の唇を重ねた 女は瞬時に顔が赤くなった こんな所ですんなよ 女の吐息が聞こえる 数分、続いたキスは終わり 女は力は抜けたのかクドーに寄りかかった状態だ 女は私の視線に気付いてさらに顔を赤くして走って帰っていった 「遅かったな」 クドーは私と目線を合わせた 「ッ!…その冷たい目、止めろよ…」 私は何も言わずに部屋に入っていった