「どうぞ」
「失礼します」
「椎香か?」
良く解ったな
あたしは中に入った
水谷はあたしを見た瞬間、目を見開いた
「誰だ?」
「酷いですよ」
あたしはフードを取った
「椎香?!どうしたんだ、その格好‥」
何時もの格好と違うので水谷は驚いている
「この格好の方が動きやすいんですよ」
「そうか」
水谷は近付きあたしの頬に手を置いた
「どんな格好だって椎香は椎香だ」
「ありがとうございます」
中々、中身が据わっている
「今日、俺の部屋に来い
椎香の全部が欲しい」
水谷は優しく微笑みあたしにキスをした
あたしは水谷より先に水谷の口をこじ開け舌を絡めた
キスをしながらあたしは水谷を壁に押し付けた
水谷の吐息が時々、漏れた
あたしはゆっくり唇を離した
銀の糸が引いた
あたしはそれを拭い水谷の唇に拭いなぞった
水谷はあたしの突然の行動に驚いている
「椎香?」

