学園長は… 「君が我が校を辞めてしまうのは非常にもったいないことだよ?金か?確か君の家は金銭的に余裕がないと聞いたことがある。」 全くその通りだ。 ホントだったら辞めたくなんてないんだ 「それじゃあ、私の家で娘の家庭教師をしてくれないか?丁度、受験を控えているんだ。今、高3なんだがね。引き受けてくれれば、君と家族含め面倒をみよう」 ありがたい話だと思った俺は即OKを出した。