少女マンガの主人公になってる場合じゃねぇ。 ガァンッと乱暴にドアを開け、中にいた男どもを鋭く睨みつつケータイを取って教室を出た俺は決意した。 このままじゃ遅かれ早かれ、誰かにアイツを取られる。 誰か俺じゃない男の隣にいるアイツなんて見たくない。 アイツは 俺のもんにする。