無愛想なキミが大好きです!


それから騎馬戦が始まった。


「遠野さんすげーな」


帽子を何個も取ってるし。


しかも、全部後ろから。


「あれ?もう大将戦?」


少しみて飽きたから、
寝ようと思ったら聞こえた声。


「大将戦?」


「うん。うちのクラスは遠野さんだよ」


「ふーん……」