会って早々、クールすぎる隆太くん。


いや、クール度が上がったかもしれない。


「でも、俺も琴に会いたかった」


あたしの目をしっかり見て、そう言った。


「隆太くん大好き大好き大好き!」


「俺はその100倍好きだけど?」


「///」


真っ赤になるあたしに、隆太くんはクラス全員の前でキスをした。


……クール度だけじゃなくて、甘々度も増したよね、うん。


「俺、琴不足で死にそうなんだけど?」


そんな、クールだけどときどき甘々になる隆太くんが……


「大好き!」


【END】