無愛想なキミが大好きです!


「そっか……」


よく分かった。


「隆太くんは止めてくれるって思ったよ?」


もしかしたら、行くなって言ってくれるって思ったのに。


「……っ」


「期待したあたしがバカだった……」


「琴「あたし、留学行くから。隆太くんなんてもう知らない!」


感情的になって、あたしは一番いけないことを言ってしまった。


「隆太くんなんて大嫌い」