そして、旧校舎に向かう途中に誰かの声が聞こえた。 「調子乗ってんじゃないわよ!」 その場所に行くと、壁に追い詰められてる琴と3人に女がいた。 琴の頬は腫れてて。 琴の目は恐怖で怯えていて。 そして震えていて。 どうやって助けるか、考えるより先に行動してた。 「なにやってんだよ」 自分でもびっくりするほど、低い声だった。