そういうと、隆太くんはあたしの前でなにかをヒラヒラさせた。 「俺がはじめから予約してたから」 「えっ隆太くんありがと~!」 隆太くんが予約してくれてたチケットで水族館に入場できた。 「お魚さんいっぱい……!」 「あんま遠く行くなよ」 水族館に来たあたしは、大はしゃぎ。 まるで子供。 「これ、隆太くんに似てる!」 「……似てねーよ」