無愛想なキミが大好きです!


「そうだな……」


あたしの服を見て考えるパパ。


その目は真剣で、仕事モードのパパを見てるみたいで嬉しかった。


普段はなかなか見れないからすごくレア。


「今日は、これだな」


そういって渡されたのは、真っ赤なスカートとファー付きの白いカーデ。


ついでに帽子と鞄まで決めてもらっちゃった。


「こんな組み合わせ考えてなかった……」


パパに部屋をいったん出て行ってもらって、早速着てみる。


「わぁ……」