そう言って下に下りてしまった。 それにしても綺麗だなぁ。 白と黒でまとめられたシンプルだけど、隆太くんらしい部屋。 そんなことを思ってると、飲み物を持った隆太くんが部屋にもどってきた。 「ホットココアでよかった?」 「……うん。ありがとう」 しばらく沈黙が続いて初めに話しだしたのは隆太くんだった。 「落ち着いたか?」 「……うん」 今は震えはおさまった。