「よく頑張ったな」 そう言って、頭を優しく撫でてくれたんだ。 「/////」 恥ずかしさと嬉しさで胸がぎゅーってなった。 でもその手はすぐに離れた。 人目が気になるのは分かるけど、ちょっと寂しいかなーなんて。 「……帰り、待ってろ」 そう耳元で言って、クラスに戻っていった隆太くん。 なんか今の、二人だけの世界みたいな感じで胸がキュンってなった。 まだ朝なのに放課後が待ち遠しかった。