「へえ‥‥ミカちゃん、それマジ?」

「あ‥ユウくん‥‥」


声の方を向けば、ユウがドアの所に立っていた。


なんかキレてるし‥‥


「マジなんだ‥俺に協力するふりしてそんな事してたんだ」

「違っ‥」

「お前さぁ‥‥許してもらえるとでも思ってんの?」


ユウ‥ちょっと怖い‥‥


「今度杏に何かしてみろ。マジただじゃおかねえから」


ミカは脅えて声も出ない。


左手を引っ張られた。


「ひゃ‥‥」


唇に何か触れた。


目の前にはユウの顔。


ユウにキス‥‥された。