「えっ、捨てないの???」




「家で処分するの。」





「えらいね、華織は。」





「当たり前です。」




「そうでした。ごめんなさいね。」





「はいはい。」






「スイパラ行こうぜ、華織。」




「いーね。行こうぜ。」



枯れ葉が落ちるいちょう並木通りを、私は菜津とスイパラ方面へ向かって歩く。




さて、今日はモンブランでも食べよう。