「……」



「先輩、いつまでそうしてるんですか??」



私は先輩の前に立って行った



「先輩?方法はいくらでもあるはずです。だから…」


「うるさいっ!」



バンッと先輩は机を叩いて立った



「陽菜に何がわかるんだよっ!綺麗事言うなよ!」



「……」



「どうせ俺達の夢はもう叶わないんだ!だからっ!もう…別れよう」



一瞬、先輩が何て言ったのか理解できなかった



「本気で言ってるんですか?」



「……本気だよ…」



「……夢が叶わないから別れるんですか?」