野球少年に恋をした。




「祐…やっぱり…」



「違うっ!俺はっ!俺はーっ!」



俺は近くにあるボールを投げ続けた



「クソッ!クソッ」



「おい、祐!止めろよ!」


悠真が止めるが俺は無視した



その時、屋上の扉が開いた


「はぁはぁっ…先輩っ…何してるんですか?」



屋上に来たのは陽菜だった


「先輩?」



「うるっせえっ!離せっ!」



俺は陽菜の手を払い除けた


「俺は…俺の投球はこんなんじゃねぇ!」



そう言い、投げ続ける