これが私の正直な気持ちだ 「陽菜ちゃん、これからはもう遠慮しない」 「それって…」 「私は私の思うようにする」 それだけ言って私は病院を後にした これで良いんだ これで… さっきまで降っていた雨は止んでいた 雲の切れ間からは光が降り注いでいた