帰っていく彼女の背中を見たら、無性に抱き締めたくなった



でも…



陽菜は家に着くと、玄関の前でこちらを向いて笑顔で手をふった



俺も笑顔でふりかえした



あいつ…



俺の気持ちも知らないで…