「走らなくて良いって!じゃないと…」 陽菜は滑ったみたいで、その場にこけた 「ほら、言わんこっちゃない」 俺は走って陽菜の所に行った 「大丈夫か?」 「痛たた〜」 「ほら、掴まれ」 陽菜は俺の手を掴み立ち上がった 陽菜の顔を見て思わず俺は吹いてしまった 顔に泥が付いていたのだ 「ぷっ…ははは」 「な、何ですか?何か付いてますか?」 「はははっ」 「もーっ!教えてくださいよ!」 陽菜は頬を膨らませて怒っている 「顔に泥付いてる」 「え?嘘」