「でも、私…」 「大丈夫!激しい運動じゃないし、俺が教えるから!な?」 「は、はい!」 陽菜は瞳を輝かせて、河川敷の一番広い所に駆けていった 「あ、おい!走るなっ!」 「だって嬉しいんですもん!」 「…仕方ないやつだなぁ〜」 グローブを渡すと、付け方がわからないのか試行錯誤している 「グローブはこうやって…」 俺が付け方を教えると嬉しそうに陽菜が笑った