「待てよ!」



先輩は私に追い付くと息を整えながら言った



「良いか、陽菜ちゃんはあまり激しい運動しちゃダメなんだからはしゃがないこと!約束な?」



「う…はい」



そうだ



私は激しい運動しちゃダメなんだ



先輩の方が私の体わかってるし



私はシュンッとなってうつむいた



それに、ここに来ても私何もできないじゃん



「陽菜ちゃん、激しい運動はダメだけど軽めなら大丈夫なんだよね?」



「…はい…」