「陽菜ちゃん…」



「はい」



「陽菜ちゃん」



「はい」



「絶対甲子園連れていくからな」



「はい…」



先輩の体が離れて、先輩が小指を出す



「指切りげんまん♪」



そう言って、握った小指はとても力強かった



そして、とても温かかった