俺は箸を伸ばし、陽菜の皿からエビフライを1尾取った



「ちょっと!返してよ!」


「嫌だねーん♪」



ははっ



怒った顔も可愛いな



「返してっ!」



俺は陽菜の皿から取ったエビフライを食べた



「あーっっ!」



「まぁまぁ、そんな怒るなよ!俺は野球で疲れてるんだから」



「…」



陽菜は下を向きながら椅子に座った



座った瞬間



「私のエビちゃん…」



と、呟いていた