「ん……」 私が目を開けると白い天井が広がっていた 「陽菜?陽菜、わかる?」 「お母さん…」 お母さんが私を心配そうに覗き込んだ 辺りを見渡すかぎり、私は病院に運ばれたみたいだ 窓を見ると真っ暗 運ばれて、そんなに時間は経っていないみたいだ ふと、テレビを見るとスポーツコーナーが始まった