洸ちゃんは私の手を握ってくれた 「俺も行くから!な?」 「だめ…あし…た…試合でしょ?」 「…陽菜、でも!」 「先…輩に…は言わ…ないでね……約…そ…く」 「陽菜」 私はそこまで伝えて安心したのか、そのまま眠ってしまった 「陽菜!陽菜!」 遠くで洸ちゃんが叫ぶのが聞こえてきた